Letter from Editing room (Mar Issue 2026)
01 Mar 2026
昨年4月に来星し、豊かな自然とテクノロジーが調和した美しい景観や多文化が融合し生み出された文化や伝統に触れ、多くの貴重な経験をさせていただいております。1月でもシンガポールは30度、北海道はマイナス9度。雪のない暖かな1月はなんだか不思議な感じがいたします。昨年の今頃はスノーボードを担いで道内のゲレンデを渡り歩いておりました。
さて、これまでのシンガポールでの暮らしを振り返りますと、一番はやはり痛みとの戦いでした。61歳という年齢と生活環境の変化により、身体の壊れかけている部分が次々と悲鳴を上げだしました。細かい作業をしていると急に指がつり、言うことを聞かなくなります。就寝中、急に足がつり痛みで起こされます。毎朝、どこかしらの異なる箇所が痛みます。昨年5月、左足の中指が腫れ上がり、その後左足全体が熱を帯び2週間たっても腫れが引かず、病院で蜂窩織炎(ほうかしきえん)ではないかと言われ抗生剤を投与されました。夏休み明けには、椎間板ヘルニアで激痛に悩まされ、通院し投薬とリハビリを一カ月続けました。その後、奇跡的にどちらもすっかり良くなったので無謀にもシンガポールマラソンに挑戦しました。日本では毎日早朝ランニングをしていましたが、シンガポールに来てからは週末に走る程度で、十分な練習もできず臨んだため、16㎞地点で膝が痛み出し、走ることができなくなりました。リタイアも考えましたが、なんとか早歩きはできたので、情けない状態ではありましたがゴールにたどり着くことができました。最近では治療したはずの歯が再び痛み出し、歯科医のお世話になっております。
コミュニケーションにおいては言葉の壁が立ちはだかり頭が痛いところです。シンガポールの方々は皆さんとても親切です。私が日本人であることを告げるといやな顔をするどころか、むしろ笑顔で丁寧にゆっくりとわかりやすく話してくれます。とてもありがたいと思う反面、語学力のない自分を情けなく感じます。
語学については、“Practice makes perfect.”諦めずコツコツと努力していかねばと改めて自分を鼓舞しております。
痛い話ばかりになってしまいましたが、いくつになってもどこにいても、あきらめなければかならず乗り越えられるという気持ち、挑戦し続ける姿勢は持ち続けたいと思っております。
(編集部 三宅直哉 シンガポール日本人学校小学部クレメンティ校)











