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Letter from Editing room (Jan issue 2022)

01 Jan 2022

 


 


皆様、新年明けましておめでとうございます。


 昨年までの約2年間、私たちは自由に日本に帰ったり、旅行したりすることが出来ませんでした。 


 今年こそはいろいろな国を旅行してみたい、せめてお隣の国マレーシアにでも行ってみたい、と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人です。そんなことを考えていたら数年前に在星していた日本の友人から、「居ながらにして外国めぐりができるシンガポールが羨ましい!」と言われました。友人曰く、シンガポールでは外に出るだけで海外旅行気分が味わえる。例えば、朝食はチャイナタウンでお粥を食べ、中華街を散策し、疲れた足をフットマッサージでリフレッシュ。ランチはリトルインディアでタンドリーチキンに舌鼓、チャイを飲みながら街行く人を眺めるとまるでインドにいるかのよう。帰りがけアラブストリートでおしゃれな雑貨のショッピング、近くのパブで水たばこを吸うと、気分はもうイスタンブール。夕食はホーカーセンターのお持ち帰りのチキンライス。チリソースをたっぷりつけてシンガポールをじっくり味わうのだそうです。それを聞いてなるほどと思いました。そういえばシンガポールにはホーランドビレッジ、アルメニアンストリート、ブギスストリートやバリレーンなんていうところもありますね。因みにこれらの街の地名はシンガポール建国の父と呼ばれるスタンフォード・ラッフルズ卿がシンガポール上陸後まもなく考えたタウンプランの名残だそうです。とはいえ、やはり本当の旅行が自由にできる日が待ち遠しいです。


 今年は皆様にとって海外旅行も自由にできる良い年でありますように。 


 


                                                                                  (編集部 西山ひろ美)

 Letter from Editing room (Jan issue 2022)