Letter from Editing room (Nov issue 2022)
01 Nov 2022
皆さん、ディパバリは楽しまれましたか?
お子様のいるご家庭では、インドの衣装を着てお祝いするスクールもあるので馴染み深いかもしれません。
ディパバリとは、インドの伝統行事の一つで闇に打ち勝つ光を讃えるヒンドゥー教の祝祭です。「ディワリ」または「光のお祭り」としても知られています。
娘が通う学校でも毎年ディパバリのお祝いがあり、生徒たちはパンジャビドレスやサリー等のインドの衣装を身につけて登校します。中庭には「ランゴーリ」と呼ばれる小麦粉や花や米で描かれたカラフルな幾何学模様のアートが設置され、インドに縁のある先生や生徒がダンスを披露してくれます。色とりどりの衣装を身につけた様々な国籍の子供たちや先生方を見ると、シンガポールという国の懐の深さを感じます。
シンガポールにはこのディパバリの他にも、旧正月やハリラヤ等、様々な伝統行事があり、それぞれナイトマーケットやイルミネーション等、その宗教に属さない人にも文化に触れる機会が沢山あります。
2021年は縮小開催であったタイプーサム(インド本国では禁止されているヒンドゥー教のお祭り)も、今年はコロナ前の姿に戻るのではないかと期待しています。
チャイナタウンヘリテージセンターや、インディアンヘリテージセンター、マレーヘイテージセンターでも、それぞれのお祭りについて知る事が出来ます。
皆さんもそれぞれの伝統行事に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
(編集部 森田恵莉華)
