4月30日(土)にこどもの日集会を行いました。集会のめあては「端午の節句の由来を知り、日本の伝統的行事に親しむ」ことと、「歌やお話を通してこどもの日に関連する語句や言葉に親しみ、語彙を広げる」ことです。
入学して最初の行事学習を体験する小学1年生を対象に一学級ごとの集会ではありましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策規制の緩和に伴い昨年度よりも多くの保護者ボランティアにお手伝いいただくことができたおかげで、より充実した集会となりました。
集会会場である日本人学校AVルームには大きなこいのぼりや武者人形の飾りつけが施され、入場した子どもたちは感動した様子でした。
集会では、まず校長先生から「こどもの日にすること:①鯉のぼりをあげる、②五月人形をかざる、③菖蒲湯に入る、④柏餅やちまき、タケノコを食べる)」を通して、「こどもの日は、子どもの幸福をはかり、母に感謝する日」であることを教えていただきました。
その後、「こいのぼり」の歌を通して歌詞の意味を担任の先生から説明してもらったり、保護者ボランティアによる読み聞かせ『なぜ、おふろにしょうぶをいれるの?』を聞いたりして、こどもの日について楽しく学びました。きっと思い出にのこる補習校での学校行事となったことでしょう。
また、2年生以上の児童生徒はそれぞれの教室で、動画を通して「こいのぼりをあげる」「5月人形を飾る」「菖蒲湯に入る」「柏餅やちまき、タケノコを食べる」など、こどもの日に行われる様々なことの意味を学んだり、関連するクイズや活動を行ったりして、行事についての学習を深めました。
下校時には全校児童生徒に柏餅が配布されましたが、嬉しそうに柏餅を持ち帰る子どもたちの笑顔が大変印象的でした。本校から行事に関連して配布されるお菓子は、食物アレルギーのある子どもに配慮して、必ず家に持ち帰ってから保護者に確認して食べることになっています。お家の人に柏餅を見せながら補習校の行事学習で学んだことを話題にすることで、日本の伝統文化に対する子どもたちの理解が一層深まることを期待しています。