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【史蹟史料部】歴史友の会 部員募集

23 Feb 2024

同好会

 

史蹟史料部

 

シンガポールにおける日本人社会の歴史は文久2年にさかのぼります。明治時代に入ると、唐行きさん(売春婦)を皮切りに徐々に日本人が渡来し、日本人社会が形作られていきました。1941年太平洋戦争が勃発し、1942年2月15日から3年半シンガポールは日本の占領下におかれます。戦後、日本とシンガポールの両国関係は日本軍による大検証、強制献金という大きな負の遺産を背負って始まりました。約半世紀の歳月を費やし、両国は官民の尽力によってこの上ない良好な関係を作り上げることができました。

 一方、シンガポールは1965年、シンガポールはマレーシアから独立した当時、独立国家の体を成す条件が備わっていませんでした。濃霧に包まれた船出でしたが、1996年には先進国の仲間入りを果たし、独立後50年の間に奇跡的な経済発展を成し遂げました。2007年、シンガポールはひとり当たりのGDPで日本を追い抜くと、現在では2倍以上の差がつきました。経済のみならず社会開発も目覚ましい発展振りです。住宅政策、福祉政策、教育政策、交通政策、緑化政策等々、当国のこうした発展振りはどこに起因しているのでしょうか。

 上記の事柄に関心がおありの方は歴史友の会に参加しませんか。土曜日の午後のひと時、参加者と意見を述べ合い、日本人社会の歩み、シンガポールの発展の要因を検証してみたいと思います。

活動日 毎月土曜日(その都度開催日をお知らせします)午後2時〜

場所 日本人会クラスルーム(3F)

参加費 無料

連絡先 両頭真衣(日本人会スタッフ) E-mail : ryoto_mai@jas.org.sg

代表 杉野一夫

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