編集室より（9月号）2021年

　みなさんのご飯のお供第１位は、なんですか？　

　シンガポールに住んで１年が経ち、やっと来星できた嬉しさと海外旅行へ行けない状況から、この１年間で「これぞシンガポール！」という観光地はほとんど行くことができました。

　さて、これから何をして過ごそうか…と悩んでいたときに、「ご飯のお供選手権をしませんか？」と、とても素敵な響きのお誘いをしていただきました。用意するものは、白いご飯とご飯のお供。キムチ、納豆、明太子、のりの佃煮、食べるラー油、漬物、卵などなど…。一品ずつ食べる度に「美味しい！」「幸せ！」の連続。ちなみに、私の中での１位は、のりの佃煮（しそ味）でした。本当に幸せで胸がいっぱいでした。いつか思い出すのは、こんな風に胸が躍った瞬間や、楽しい時間を一緒に過ごしてくれた方たちの顔なのだろうなと感じました。（次の日は案の定、パッンパンになり、お米を食べすぎるとお腹をくだすことも初めて知りました。）

　世界が元の状況に戻るのはまだ時間がかかると思います。でも、今の状況で何ができるのか、どんな工夫ができるのか、考えればやりたいこと、やれることはたくさん出てきます。楽しく過ごすための工夫をたくさん考えて、せっかくならば毎日笑って過ごしていたいです。

　　　　　　　　　　                                                                           （編集部　遠藤つぶら）