編集室より(3月号)2024年
01 Mar 2024
最近、シンガポールでは海外の著名なアーティストによるコンサート開催が続いております。
シンガポールがアジアのハブであることから、アーティストたちがアジアツアーの主要な開催地として、シンガポールを選ぶ傾向があるようです。
先日、私もシンガポール国立競技場でコンサートを鑑賞しました。
コンサートが始まる前に客席を見渡すと、近隣諸国から来た家族や友人同士の観客が多く、その熱気ある雰囲気が印象的でした。おそらくコンサートの前後にはシンガポールを観光することでしょう。彼らの滞在中の飲食や宿泊など、コンサートがもたらす経済効果も大きそうです。会場はシンガポールらしい多様な国籍の観客で賑わっていました。
日本との違いで言えば、観客が一緒に歌う場面が多く、メインのアーティストよりも周囲の観客の歌声を聴くことが多かったことでしょうか。 一方で、静かな曲になると観客が一斉に移動を始めたり、飲み物を買いに行ったりする光景が目立ちました。日本のコンサート文化と比べて、よりリラックスした雰囲気が感じられました。
地場のアーティストだけでなく、海外の様々なアーティストの公演を見られるということも、シンガポールの魅力の1つなのかもしれません。日本と比較し、コンサート会場へのアクセスも良いシンガポール。皆様もぜひ、参加されてみてはいかがでしょうか。
(広報部部長 松井勇太)
