ー南十字星編集委員会ー
去る1月7日(土)、シンガポール魅力フォトコンテスト2022授賞式が日本人会オーキッドルーム(2F)にて行われました。キヤノンシンガポールの山田様より大賞受賞をされた岡崎雅子様へキヤノンミラーレスカメラEOS M50 Mark Ⅱが贈呈されました。
また、神田広報部理事よりシンガポールヒューマン&ライフ部門賞を受賞された西尾太智様、シンガポール学生部門賞を受賞された山野井ふうか様、シンガポールモノクロ部門賞を受賞された西川豪様へ日本人会バウチャーが贈呈されました。受賞者の皆様、本当におめでとうございます。そして、写真選考にも加わっていただき、大賞賞品をご協賛いただきましたキヤノンシンガポール様に心より感謝申し上げます。
シンガポール魅力フォトコンテスト大賞:岡崎雅子様
この度は、シンガポール魅力フォトコンテスト2022にて大賞をいただきありがとうございます。
いつかは応募してみたかった南十字星のフォトコンテストに初めて応募した作品が選ばれて、とても嬉しいという思いと同時にまさかの大賞でとても驚いています。
表彰をいただいたこの写真は、「Reflections」というコンドミニアムに「反射(Reflection)」をかけたものです。セントーサ島のシロソ砦のSky walkを歩いていた際に、手すりの反射を利用して撮影しました。
その時、運悪くエレベーターが壊れており、高台まで階段で登って見えた青く澄んだ空と、Reflectionsが光に反射したその姿に、心を奪われました。周辺に高層ビルがないことからもカーブを描いた特徴的な6本の塔がとても美しく見えます。
私がみてきた瞬間の中で一番ストーリー性を感じ、建物の美しさが際立っていた一瞬を写真の中におさめることができた一枚なので個人的にも気に入っている作品です。
2022年もあっという間に過ぎてしまいましたが、一年の終わりにこんなにも嬉しいお知らせが届いて、とても良い締めくくりになりました。
最後になりますが、改めて、このような機会をいただきありがとうございました。また、2023年も素敵な写真が撮れますように。
シンガポールヒューマン&ライフ部門賞:西尾太智様
この度は、シンガポールヒューマン&ライフ部門賞にお選びいただき、誠に有難うございます。
この写真は、三脚を本格的に使い始めていた時に、母に勧められて行った場所、セレター貯水池で撮影したものです。習い事の終わりに、家族とタクシーに大急ぎで乗って、着いたのが日の入りの10分前でした。
大急ぎで三脚を立てて、カラーレンズフィルターを付けて撮影したのがこの写真「Sky is falling down」です。
今まで僕は、携帯で写真を撮っていたのですが、スマホが全てオートで撮ってくれるので、少し物足りなさを感じていました。もっとこう撮りたい!こうした方が良い!という思いがカメラを持つきっかけになりました。
カメラは、ISOやF値などを自由自在に扱い、自分だけの写真を作り上げることができます。なので、僕はカメラで写真を撮っています。
今年8月にカメラを購入し5か月が経ち、南十字星に投稿し始めてから7か月が経ちました。これからも写真を投稿させていただきます。
最後になりますが、この度は、南十字星の皆様、キヤノンの皆様、有難うございました!
シンガポール学生部門賞:山野井ふうか様
この度はシンガポール魅力フォトコンテスト学生部門賞に選んでいただきありがとうございました。
私がこちらへ越してきたのは1年9か月ほど前で、思うように外出できない日々からのスタートとなりましたが、幸運なことに家の窓からは朝日、夕日、海、緑の木々を思い存分眺めることができました。日本とは違う風景、匂い、鳥の声に南国での生活が始まったのだと実感し、突き刺さるような太陽の日差し、稲妻、大雨など1日のうちで激しく変化する空模様を目の前に自然の雄大さを肌で感じました。
朝焼けと夕日を楽しみにしている母の影響もあり、自然に部屋から見える景色に興味を持つようになりました。この写真はリビングから見える空が夕日でどんどんオレンジ色に染まりはじめたのに肝心な母が見ていなかったので、スマホで母のために撮ったものです。少し拡大したり、撮るアングルを変えたりして数枚撮りました。実際目にした夕日も思わず声が出るくらい綺麗でしたが、スマホに保存された写真はそれぞれに違う物語があるようで素敵だなと思いました。
言葉で説明できない瞬間を写真として残せ、皆さまと共有できたことを嬉しく思います。ありがとうございました。
シンガポールモノクロ部門賞:西川 豪様
この度はモノクロ部門賞を頂きありがとうございます。
「カメラで写真を撮る」という行為からは、ここ数年、遠ざかっておりましたが、ある日、南十字星のフォトコンテストページをふと目にしたことが、私が再度カメラを手に取るきっかけとなりました。
この写真は、遠目はひとつの大きな花のように見えた花が、近くに寄ってみると小さな花の集合体であったことに興味を惹かれ撮影したものです。
南国の花ならではの鮮やかな色合いも捨てがたかったのですが、今回は、その密集する様がより強調されるようにモノクロで撮影したものを投稿しました。
南十字星関係者のみなさま、キヤノンのみなさまには写真を撮る喜びを思い出させて頂いたことを心より感謝申し上げます。
受賞を励みに今年もシンガポールの街並みを撮影し続けていこうと思います。ありがとうございました。