ー史蹟史料部ー
11月11日(木)〜28日(日)の期間にセラングーン地区で開催されたNational Arts Council主催のオーディオビジュアルアートトレイル「Lost & Found: Serangoon」にて、日本人墓地公園がコースの一部として紹介されました。11月13日(土)には日本人墓地公園の研究者であるKhoo Ee Hoonさんによるガイドツアーも開催され、セラングーンノースアベニューのセントラルプラザから出発し、ペットショップが立ち並ぶペットウォーク、玄夫仙庙、ダルマムニースワラン寺院、忠義天明廟、1960年代から営業する致成商店などを回り、日本人墓地公園ではからゆきさんの歴史を中心に、シンガポールの地に最初に定住した日本人・山本音吉氏、所有するゴム園の土地を墓地として提供した二木多賀治郎氏、作家の二葉亭四迷氏など、この地で最後の眠りについた人々の物語が紹介されました。
日本人墓地公園のフラワーアーチには年に3回ほど美しいブーゲンビリアが満開になり、地元の人々には写真スポットとして人気があります。