ー 南十字星編集委員会 ー
去る12月10日(木)と1月9日(土)、2020年度 シンガポール魅力フォトコンテスト授賞式が日本人会オーキッドルーム(2F)にて行われました。キヤノンシンガポールの山田様より大賞受賞をされた古屋敦司様へキヤノンミラーレスカメラEOS M50 Mark Ⅱが贈呈されました。
また、神田広報部理事よりシンガポール魅力部門賞を受賞された進藤武夫様へ、紅林広報部部長より自由部門賞を受賞された野根栄様へ日本人会商品券バウチャーが贈呈されました。受賞者の皆様、本当におめでとうございます。そして、写真選考にも加わっていただき、大賞賞品をご協賛いただきましたキヤノンシンガポール様に心より感謝申し上げます。
大賞:古屋敦司様
このたびは年間大賞を頂きありがとうございます。初めてのフォトコンテスト入賞で大変光栄に思います。
また『南十字星』の誌面にて、写真表現の場を頂けたことに感謝申し上げます。
この写真は、クラークキーを散歩しながら「ここは光が面白い!」と感じ、試行錯誤しながら流し撮りにチャレンジした1枚です。シンガポールは、特徴的なデザインの建物、南国の自然や動物、おしゃれなお店、ノスタルジックな場所、日々の変化などを思いがけず発見することがあり、カメラを持って出かけると楽しみが増します。
私事ですが、来星半年で昨今の情勢となったものの、撮影を通じて写真仲間と出会えたり、誌面にて皆様の素敵な作品からインスピレーションを得たり、SNSとは異なる印刷の特別感を体感できたりと、おかげさまで充実したシンガポール生活を送ることができました。
7年前にカメラを購入し、社会人サークルに入りながら続けてきた趣味ですが、これを励みに今後も更に研鑽を積んでいきたいと思います。そしてこの場を通じて、シャッターを切る楽しさ、写真表現の楽しさが皆様へ伝わると嬉しいです。
南十字星関係者の皆様、キヤノンの皆様、シンガポール日本人会の皆様、このたびは本当にありがとうございます。
作品名:「光の世界」
(左から)大賞受賞の古屋敦司様、キヤノンシンガポール 山田様
シンガポール魅力部門賞:進藤武夫様
このたびは、わたくしの撮影した「サーキットブレーカー終了の夜明け」が2020年度シンガポール魅力門賞という栄えある賞に選ばれ、恐縮しております。写真は、中学生で鉄道を撮り始めてから46年間、ずっと続けております。母にもらったフジカハーフ、続いてコニカC35、さらに1眼レフのキヤノンAE-1、そして旧型F-1をフィルム時代は使ってきました。キヤノンさんのFDレンズにはお世話になりました。しかし、年齢とともに、だんだんと大きく重いカメラから小さなコンデジ、または高画質のスマホとなってきて、最近は「写真」としっかり向き合っていませんでした。サーキットブレーカーが始まると同時に、私の知人であり、南十字星の写真投稿の巨人であった山野さんがご帰国され、これからは私が少しでも投稿して盛り上げようと、写真に向き直った次第です。とはいうもののなかなかいい写真が撮れませんでしたが、毎日散歩と撮影に明け暮れたサーキットブレーカーが終わった6月2日の朝、外を見るとあまりに美しい雲と朝焼けがMBSを包み込んでおり、急いでシャッターを切りました。その後調子に乗って何度か投稿をさせていただき掲載されてよろこんでいたところに突然の受賞のお知らせをいただき、感激しております。
最後になりますが、南十字星の編集者の皆様、写真掲載コーナーの関係者の皆様、そしてキヤノンスタッフの皆様、誠にありがとうございます。今後もシンガポールの魅力を発信し続けていけたらいいなと思っております。
作品名:「サーキットブレーカー終了の夜明け」
(左から)神田広報部理事、シンガポール魅力部門賞受賞の進藤武夫様、紅林広報部部長
自由部門賞:野根 栄様
この度は、私の写真を「自由部門賞」に選んでいただき、大変光栄に思います。写真初心者の私にとっては南十字星に掲載していただくだけでもうれしい事でしたが、受賞のご連絡をいただいた時には、思いがけない事であり大きな驚きでした。
シンガポールに単身赴任して2年が経ち、何か週末にできる趣味はないかと考え、始めた写真です。技術はありませんが、カメラを持って歩いていると様々な新発見があり、いつも楽しんでいます。この写真撮影時は、月があまりにも丸く、黄色く輝いていたのでボンヤリ見ていると、次第に月がシンガポールケーブルカーのケーブルに近づいていきましたので、急いでカメラを準備してゴンドラが月の上に載るタイミングでシャッターを押しました。三脚すら持っていませんので、窓枠に手を固定して撮影しました。私にとってはお気に入りの一枚です。
まだしばらくはシンガポール外には旅行できそうにない状況ですが、シンガポールはどこもきれいに整備されており、写真撮影には絶好の環境だと思いますので、この受賞を機にシンガポールの写真をさらにたくさん撮り、また投稿させていただきます。
南十字星編集委員様及びキヤノンスタッフ様には、このようなすばらしい賞に選出いただき本当に感謝いたします。ありがとうございました。
作品名:「Gondola in the moon」
(左から)神田広報部理事、自由部門賞受賞の野根 栄様、紅林広報部部長