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清明節/ Qing Ming Festival
● 日時: 4月5日(火)冬至から106日目 春分から15日
● 場所: 中国系の人々の墓地や寺院
清明節は、年に1度先祖のお墓にお参りをする日です。この日の前後1~2週間は家族で墓地や寺院に出かけ、お墓の掃除をしたり、米・酒・果物などのごちそうを供えたり、線香をあげたり、紙でできたお金を燃やしたりして先祖を拝みます。清明節の始まりについては、次のような物語が残っています。
中国春秋時代、晋朝の役人であった介之推(チェツトウイ)は、老いた母の面倒をみるために退職し、静かな山の上に移り住みました。晋の皇太子は、もう一度国に仕えてほしいと使いを送りました。しかし、老いた母のことを思う推は断ります。皇太子はたいそう怒り、推を山から追い出そうと家に放火してしまいました。ところが推は、燃えさかる炎の中、逃げようとせず、動けなくなった母親のかたわらで焼け死んでしまったのでした。皇太子は自分の犯した罪を悔いると同時に、推の母を思う立派な姿に強く心を動かされました。推が亡くなったのは冬至から数えて106日目のことでした。皇太子は毎年この日の前日には火事を防ぐために煮炊きをするのを禁じ、当日は冷えた物だけを食べるように命じました。この日を寒食節(ハンスーチエ)と呼んでいます。また、家臣達に親を大事にしていた推の墓参りをするよう命じたのでした。こうして先祖をお参りする清明節の習慣が始まったと言われています。チョアチューカン墓地など毎年各地でたくさんの人がお墓参りに訪れる清明節、今年もこの時期、先祖を尊ぶ人々の姿に共感することが多いかもしれません。
(編集部 山﨑直子)