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ベサック・デー / Vesak Day
● 取材日: 8月9日(月)
● 取材場所: Kong Meng San Phor Kark See Monastery
(光明山普覚禅寺)
ベサック・デーとは?
シンガポールでは中国暦4月15日をベサック・デーとし、今年は5月28日にあたります。ブッダ(お釈迦様)の誕生を祝う仏教の祭日で、仏教徒にとって最も神聖な日とされています。またシンガポールのベサック・デ―は、ブッダが悟りを開いた日、ブッダが亡くなった日(肉体が失われたこと)とも考えられています。「死」を祝うというのは不思議なことですが、「死は誰にも訪れる」いうことを考えると「死」もまた深く嘆き悲しむことではないそうです。
日本では、毎年4月8日に「花祭り」と称してブッダの誕生を祝います。日本では、様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)を作って、誕生仏の像をその中央に安置し、柄杓で像に甘茶をかけて祝うところも多いようです。
ベサック・デーに行われる特別な儀式

3 Steps 1 Bow
三歩一拝(さんぽいっぱい)のことで、チベット仏教の五体投地と似ています。3歩進んで腕と額を地につけて祈ることを繰り返す、仏教の礼拝方法の一つです。過去を振り返りブッダの足跡をたどります。ベサック・デー前夜から翌朝にかけて行われます。

Offering of light(candle)
Lightは「知恵wisdom」を意味し、手にしたlight(candle)を自分から隣の人へ、また隣の人へと手渡ししていきます。寺院だけでなく、家庭でも行うことがあります。
Bathing the Newborn Buddha
ブッダ(誕生仏)像に水をかけます。その際にはブッダ像に意識を集中して、ブッダのエネルギーを自分にもらい受けます。
Kong Meng San Phor Kark See Monastery(光明山普覚禅寺)

光明山普覚禅寺は、Bishanにあるシンガポール最大規模の寺院で、地元の資産家から土地を寄進されて1921年に建てられました。ブッダが悟りを開いたのはインドの菩提樹の木の下ですが、その種はスリランカにも渡りました。この寺の奥の庭には、スリランカに渡った菩提樹から4代目となる菩提樹が育っています。
大通りから小さな入り口を入ってすぐに大悲殿(Hall ofGreat Compassion)があります。千の手と千の目を持つブッダ像が置かれ、ベサック・デー前夜にはその前でBathing the Buddhaが行われていました。「南無本師釈迦牟尼佛」と口の中で唱えながら順番を待つ長い行列ができていました。また外では大悲殿を廻るように3 Steps 1 Bowが行われていました。
大悲殿を抜けて奥に進むと、大雄宝殿(Hall of Great strength)、鼓楼(Drum Tower)・鈴楼(Bell Tower)と続きさらに進むと、万佛塔(Pagoda of 10,000Buddhas)が見えてきます。幾度も改修されており、広い敷地の中には大きく美しい建物が並んでいます。