November 2005
〈 陥入爪 〉
これは爪の両脇が内側の軟らかい組織に食い込んだもので、炎症を起こし、赤く腫れて痛みを生じるものです。
原因としては・・・・・

もし、足指の陥入爪が原因と考えられる感染を疑った時、御自身でできる処置としては、暖かい塩水か石鹸水に10~15分程足を浸し、流した後消毒薬を塗り、傷を包帯などで保護してみることです。もし症状が続くようなら、診察を受けて下さい。尚、糖尿病や末梢の血管性の病気やその他の循環系の病気にかかっている方は、医療施設で治療を受けましょう。
治療・・・・・
塗り薬や飲み薬を処方します。もし慢性的であれば、爪を抜くこともあります。
〈爪白癬(つめはくせん)〉
いわゆる水虫、カビの一種の白癬菌が原因です。
爪白癬は痛みなどの症状を示さずに、何年も居座り続けることがあります。爪の色や質にだんだんと変化が出てきます。爪が白く濁ったり、いやな臭いが現れ、爪が厚くなり、しまいには靴を履いて歩くと痛みが出てきます。これは他の爪、皮膚そして手指の爪にも広がることがあります。そして、二次的な細菌感染の温床にもなります。
カビとの接触を全く断つことは実は難しいことです。

足指の爪は、人が裸足で歩き回る湿った場所など、感染の確率の高い場所に曝されやすいのです。例えば、プール、ロッカールームやシャワー室などがその例です。爪に怪我をするとさらに感染しやすくなります。慢性の病気、例えば糖尿病、血管・循環器系の病気、免疫抑制状態にある人はカビに感染しやすいです。他には、既に足白癬にかかったことがある人や汗をたくさんかく方も感染が起こりやすくなります。
予防としては・・・・・
爪白癬の治療も塗り薬、または飲み薬です。
(日本人会診療所医師 日暮浩実訳)