シンガポールは多民族国家です。中国人、マレー人、インド人が一緒に住んでいます。それぞれの民族がそれぞれの文化を持っていますが、あるものは溶け合い、あるものは独自性を保ち、シンガポールの文化を形作っています。融合しにくいものの一つは色です。民族の中で独自のこだわりが見られます。具体的に言いますと、中国人は何といってもです。は中国人にとって幸運をもたらす色、縁起の良い色として最も好まれています。マレー人は色、インド人の間では赤或いはオレンジが尊ばれています。

確かにチャイナタウンに行くとの色が いっぱい使われてるよね。

 

 

 

中国人のお祝い事は赤が主役です。例えば中国人の祝儀袋はシンガポールではアンパオと言います。「紅包」と書きます。お年玉、結婚式のお祝い、誕生日のお祝いなどはアンパオに包みます。中国正月にも色は欠かせません。正月の服装、正月料理、お菓子、飾り物、みんな赤が中心です。数年前のことですが、中国正月の元日の新聞が真っでした。表紙が赤、新聞記事の文字も全部赤インクで印刷されていました。ストレートタイムズと言う英語の新聞でしたが、ちょっと異様な感じがしました。中国人のへのこだわりを改めて確認した出来事でした。

い新聞なんて、 キモい。/( ̄∧☆)\

 

 

 

 

インド人は宗教によって好む色は違うようですが、ヒンズー教の人にとってはオレンジは火を表す色として貴ばれています。また、マレー人にとっては色がロイヤルカラーとして大事にされています。シンガポールの隣の町、マレーシアのジョホールバルにロイヤル・ジョホール・カントリー・クラブと言うゴルフ場があります。ジョホール州のサルタン(王様)のゴルフ場です。このゴルフ場では色の服装は許されません。サルタンに敬意を払って、ゴルフクラブは色のゴルフシャツやズボンの着用を禁止しています。色はまた、中国人も好きな色です。黄金の色、富を象徴する色として好まれています。中国人は新年の挨拶回りには必ず色のみかんを持参します。

タイでは月曜日に色の服を着て

王様に敬意を表すと聞いたこと、あるよ。d(”v<)b

 

 

 

はイスラム教では聖なる色、国の繁栄を意味します。イスラム教国の国旗が色であることがよくあります。マレー人のお年玉を入れる袋は大体色です。イスラム行事の装飾には緑がよく使われます。一方、黒と白ですけれども、中国人、マレー人、インド人、いずれの民族にとっても縁起の良くない色と見なされています。それから紅白と書くと日本では紅白の幕、紅白のお菓子など、何れもお祝いの時に使われる色ですが、中国人の間では紅白と書くと、は吉事、白は凶事という意味になります。白は災いを意味します。インド人もお葬式には白の服装をするようです。

日本では白無垢の着物を結婚式では着るよね。

ウェディングドレスも白だし。

 

 

 

 

確かにシンガポールでもウエディングドレスは白ですね。先ほど黒と白は縁起の良くない色と言いましたが、近年シンガポールの若者も普段のファッションで黒を好んできます。白も好んで着ます。しかし結婚式を見ると、式典では白のウエディングドレスを着て、披露宴になると、系統のドレスを身にまといます。先日シンガポールの若者に聞きましたら、最近は結婚式でも黒のドレスを着て出席する人が目立つようになったそうです。シンガポールの若者も世界の流行には敏感です。しかしまだまだ新婦のお色直しはのドレス多いように思います。ウェディングドレスは白。お色直しは、シンガポール中国人の結婚式は中国文化と西洋文化が混在しています。

色の文化、色のこだわり もこれから変わるかな~?c

 

 

少しずつ変化している部分もありますが、色へのこだわりは今後も根強く残ると思います。シンガポールやマレーシアにはマレー料理と中国料理が融合してペラナカン料理という独自の料理が生まれました。音楽なども融合が見られます。しかし宗教や縁起に関わる文化などは独自性を保って行くように思います。