「今月の表紙」
表紙:もちつき大会
撮影:日本人会

「編集室より」

   バイセンテニアル(bicentennial)とは「200年記念、200年続く」という意味の形容詞です。2019年はスタンフォード・ラッフルズのシンガポール上陸200年記念の年。1819年1月28日に彼はこの島に初めて上陸しました。Singapore Bicentennial Officeは、今年様々なイベントや展示を企画しています。
   シンガポールは、どのように200年前から変わってきたのでしょうか?それ以前はどんな島だったのでしょうか?そして、なぜ、東南アジアの中でこのように特徴ある都市になったのでしょうか?ミュージアム日本語ガイドグループのメンバーとして、ボランティアで勉強をさせていただく機会を得、知るにつれ、興味が深まりました。私が過ごしているこの数年でもシンガポールの歴史的場面に居合わせているのだということに気付かされます。
   来星してすぐ、Ministry of Manpowerで滞在許可証を受け取る時のチェックイン端末スクリーンには私の名前とWelcomeの文字。そして待ち時間はゼロ。小さなことなのかもしれません。でもそれは以前在住した国では考えられなかったことで、とても驚き、嬉しい気持ちになりました。シンガポールは他の国から来た私を受け入れてくれている! と。
   シンガポールがこのような国であるのは、歴史によるところも大きいと思います。200年前、ラッフルズはシンガポールを「我が子にも等しい」「ここでは全てが生命と活気に満ちている」(「スタンフォード・ラッフルズ : シンガポールを創った男」より引用)と愛情を込めて述べています。
   あなたにとって、シンガポールとはどんな場所ですか?                                                            (編集部 岡本紀子)